逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

叡山中腹に涼みに行く

老母の朝食を済ませてから、クルマで比叡山の中腹へ向かいました。 いわゆる山中越え途中の「比叡平」です。 18才で初めて原付バイクを買って貰い、初乗りで山中越えをしようと思いましたが バイクが非力で途中で上がれなくなってやむなく帰った覚えがありま…

朝から息子がコロナワクチン接種の予約に四苦八苦 若年層対象は後回しだったのが、この所の感染状況で前倒しに 多数の接種会場があるので、近い所、近い所とウロウロしているうちに どれも埋まってしまい。大騒ぎに……。まるで椅子取りゲームです。 ところが…

昼前、「大学章句」「中庸章句」島田先生の解説をたよりになんとか最後まで読み通す。 とてもくたびれましたが、「教科書」には、もっとも大切なことが記されて居るわけですから これからもなんども読まないと。 *墓掃除の帰り道

甘みが必須

陽が昇るとそこは外出が憚られる酷暑の世界。 エアコンを効かして「中庸」の学習。 そとでは庭師の松を剪定するはさみの音がチョンチョン聞こえるだけ。 もはや蝉の声すらありません。 「中庸(中庸章句)」はいよいよ第二十章。これは首章とともに大きなヤ…

夜明け前

4時に老母の世話に起きたら目が冴えてしまい、 そのまま自転車に跨がり、久しぶりに湖畔へ走りました。 今朝の日の出は5時過ぎ、 水辺に座って東の空と水面が青灰色から虹色に変わっていくさまを ボンヤリと眺めておりました。 *正面左手に三上山、その右…

理にかなう

今日は訪問看護の方が来られる。 その間外出、昼食の買い出しにあわせて里山散歩。 木陰を求めて歩きますが、これからの時期蜂と蛇にはご用心。 野の草花は精一杯に生きていて、いろいろと楽しませてくれます。 もちろん花も実を虫や鳥に見つけて貰うための…

昨夜は28℃くらいで推移して暑かったですね。 ただ昨日の午後あたりから湿度が一気に落ちたのが救いでした。 *帰宅して朝ご飯 美味しくなって半額になるのはバナナだけです

コロナに備えて散髪に

前記予告通り、朝から散髪に行ってきました。 年金生活者御用達の理髪店ですが、安く・早く・愛想いいと三拍子そろっていて 小生は気に入っています。これに上手が加われば文句のつけようがありませんが 身をかまう必要が無い身にはそれは過ぎた注文といわね…

地蔵盆が過ぎたというのに、この長雨と湿気。 コロナで外出できないのとあわせて、さすがにウンザリします。 早朝の墓参りもあっというまに汗が噴き出し、帰ったら早速シャワー。 エアコンも除湿冷房全開ですが、ドアや襖がひずんで開け閉めに苦労。 滋賀県…

格好いい

夜明け前に目が覚めてしまったので、本箱の奧から引っ張り出したのは 田淵行男の『黄色いテント』実業之日本社 1985年。 田淵は明治38年鳥取生まれ、山岳写真家、高山蝶の研究家、ナチュラリスト。 その29番目の本。 書名の黄色いテントは「キスゲ色」。特…

くるくる まーわーるー かいてーん もーくーばー 思わず口をついて出て来ました。

畳の上の山登り

本棚から三田博雄『山の思想史』岩波新書青版 1973年 を出してきました。 北村透谷・志賀重昂・木暮理太郎・武田久吉・田部重治・大島亮吉・加藤文太郎、 高村光太郎、そして今西錦司と近代以降の登山家、山の思想家が批評されています。 小生はこの本を学生…

早起きは三文の得

早起きして「中庸」の自習。 喜怒哀楽之未発、謂之中。発而皆中節、謂之和。 中也者、天下之大本也。和也者、天下之達道也。 「中庸章句」で朱子はこれに対して有名な「未発の中」を説きます。 「このパラグラフは中国哲学史上屈指の名所に数えてよい」(島…

閑話休題

知り合いから古いレンズを譲ってもらいました。 SMC PENTAX A 28mm f2.8ですので、古いといっても40数年前です。 じつは最初に配属された部署には、PENTAX MEsuper に、この28mm 50mm 200mm、 50mmmacro、それからマミヤRB67がありました。 それでもってとっ…

小島烏水

欲しかった本が手に入りました。 近藤信行『小島烏水―山の風流使者伝』創文社 昭和53年です。 のちに平凡社ライブラリーに入っていますが、やはり単行本でないとね。 安かったのにとっても美本で、これはウレシイ。 いまはなき創文社の本です。 前の所有者は…

彼の戦ひははるけくなれり

一連のコロナの状況をみていると、当初に識者が予想していたような展開になってきました。 ここはしかるべき専門家の意見を尊重し、政治家の介入や、忖度を排除した施策を進め てほしいですね。それにしてもあの尾身先生、ツマラナイ政治家とわたりあい、な…

次いってみょー

「中庸」を読み始めました。テキストはどこでもあるような和刻本。後藤点です。 元の持主は「磐城国西白河郡白河町」の「小林松蔵」さんとあります。 磐城国は維新後に陸奥国が分割されて成立、白河藩のご城下で現在の福島県白河市の中心。 Googleマップでま…

大学の道は明徳を明らかにするにあり

夕食後「大学章句」三巡目読了。 儒学とりわけ朱子学を学ぶ上でもっとも重要なテキストとされています。 小生が使っているのは、江戸時代に「教科書」として使われた和刻本ですので 読み下すのに便利なように返り点や送り仮名があり、文の区切りには「。」が…

夏空戻る

幸い副反応もわずかでしたので、近所のコンビニまで出かけました。 また夏空が戻ったようですが、空の様子はこれまでとはちょっと違うよう。 川の土手にはピンクの彼岸花が咲き始めました。これは新顔ですね。 河原や路傍を彩る草花も、数年で流行が入れ替わ…

無事です

2回目のワクチン接種から一晩明けて、今のところ腕の鈍痛のほかは異常なく ほっとしております。 それにしても、雨が続くとおんもにでられないので、たいくつしています。 このあいだ引っ張り出した岩波文庫の『山と渓谷』なかに編者のサインが入っていまし…

ワクチン2回目

午後からコロナワクチンの2回目接種を済ませてきました。 家人はかなりひどい副反応が出ましたので、ちょっと心配です。 待ち時間が見込まれたので、本棚から川本三郎の『私の東京町歩き』ちくま文庫を 抜いてポケットに入れてゆきました。 1990年に初出と…

朝ポタ再開

久しぶりに朝ポタに出かけました。 涼しいですが、湿気が高くてまとわりつく感じ、 それでも、秋の虫の声が心地よい。 昨日から島田虔次先生の本を見ながら和刻本の『大学』で復習中。 先生の解説、読み返すごとにその熱量の大きさを感じますな。 *稔るほど…

昨日は久しぶりに夕日を眺めました。 強い雨がつづいたので、大気も地面も十分に冷やされ、夜半あけていた窓をしめるほどでした。 水道の水も冷たい。 写真は鞆の浦の全景。1990年、まだ景観保全か開発かでもめていた頃 と思います。 港でボンヤリしていると…

水害

各地の水害の報に接し、今年もか……と思ってしまいます。 大津も昨夜は猛烈な雨で、逢坂山もとまってしまったようです。 毎日が非日常になってしまい。アタマの中もユラユラします。 *広島県 鞆・竹原・尾道 1990年 クリックすると拡大します

西の方からは水害の報を聞き、東の方からは疫病の猖獗を聞く。 火の手がもうそこまで来ているのに、まだ対岸のことのような気分でいられるのが 困ったことに人間なんですね。 アメリカの写真に、燃えさかる民家の前で大きなボチャを売っているのがありました…

匍匐前進

雨のなか7時の開店と同時にスーパーに駆け込み ささっと買い物を済ませて帰宅。わが家のコロナ対策です。 ただ、本日賞味期限の食パンはさすがに食味が落ちてました。 塩分が表にでてきて、後味が渋い。うーん。半額は半額です。 これはカレーをかけて食べ…

下鴨遠望

諸先輩方の下鴨情報に接すると、うずうずしてきます。 でも下鴨で本を物色していたときに父が倒れたという過去もあり また、コロナの急速な感染拡大の状況にも鑑みまして、 ここはぐっと我慢で、おとなしくしております。 漢籍の和刻本とか探したいけど……。 …

向田邦子テイスト

昨夜は涼風もあり、久しぶりに熟睡できました。 今日は炎暑のようですが、明日からは一転して秋雨前線の停滞が 予報されていています。 鷗外の「ぢいさんばあさん」を読んだ家人の感想は、「向田邦子テイスト」とか。 なるほどねー。 *散歩道の道ばたにある…

香取詣で

介護とコロナでほとんど外出できなくなりましたので、古いネガをスキャンして 楽しんでいます。今回は千葉。 千葉といっても東京から常磐線で行く柏あたりと、千葉からさらに成田線などに乗って ゆくあたりとではかなり印象が異なりますね。 さらに房総半島…

温帯低気圧

大運動会であまり報道されないうちに台風が来てまして、 吹き始めてからあわててすだれを巻きました。 温帯低気圧にかわったようですが、思いのほかの強風でした。 ありがたいことに熱気が飛んでいって、気温も27℃まで落ちました。 今夜は寝られるとよいので…