香取詣で
介護とコロナでほとんど外出できなくなりましたので、古いネガをスキャンして
楽しんでいます。今回は千葉。
千葉といっても東京から常磐線で行く柏あたりと、千葉からさらに成田線などに乗って
ゆくあたりとではかなり印象が異なりますね。
さらに房総半島をめぐるともっとちがうんでしょう。
初めて佐倉に行ったとき蕎麦屋さんでお昼を食べているタクシーの運転手さんが
語尾に「だんべ」をつけて喋っているのを聞いて、遠くへ来たもんだなぁと思いました。
千葉は出張でかなりゆきました。ついでに成田山をはじめ名所旧跡も足を伸ばしました、
以下の写真はいまでは水郷として売り出している佐原に行ったときのカットです。
1986年の晩秋だと記憶しています。
それにつけても、変化の少ないと思うような名所旧跡であっても、「その時」を撮っ
ておくべきだと感じますね。
*伊能忠敬旧宅 地元では親しく「チュウケイさん」と呼んでいました。
*町外れで 造り酒屋でしょうか。左手に藁葺きの民家が見えます。Googleマップ
で現状を探しているのですが、まだみつけられません。
*こういう関東の蕎麦屋さんのたたずまいに初めて接した旅でした。
これ以降関東出張は蕎麦屋探訪を兼ねるようになりました。
*香取神宮の近くで 有名な七味屋さん唐辛子が一杯干してありました。
*香取神宮参道 今とはちょっと雰囲気が違います。ここからの帰り道、地元の方が
佐原の駅まで軽トラに乗せてくれました。歴史のあるお社ですがやや鄙びたところ。
それにしてもこの歓迎アーチが、大時代的でいいですねぇ