逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

引き続き不要不急してます

先日触れた竹格子の件。

草津方面に出かけたので、改めて見てきました。

東海道など表通りに面した町家にはもうほとんど見られませんが

裏町にはまだありました。しかも結構新しく拵えたものも。

表側を壁でなく開放的にして、ガラス戸を立てると、

外から丸見えになるので軒下に視線を遮る工夫、

目隠しが必要になったのではと思われます。

防犯上のこともあるかもしれません。

たぶん近代以降の意匠とは思いますが……。

板塀をめぐらして内側に小規模な前栽をつくる例はよく見ますが。

どうなのかな。

いずれは見られなくなってしまうでしょうね。

 

*これは前回掲出りおうち 古いのは結構間隔をとっているのが特徴。

 これじゃ目塞ぎにも日よけの効果は?。デザインという側面もありかな。

 

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*そのご近所です。なかなか賑やかですね

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*これは東海道沿い。痛んでいますが通りに面した町家にもあったことがわかります。

 かなりマバラであることがわかります。この町家は幕末~明治くらいかな。

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*これは最近手を入れたもののようです。ちょっと密すぎるかも。これも明治くらい。

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*宿場町を外れたところにも 間隔が粗いのでさらによしずをかけておられます。

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*くるっと一周して帰宅しました

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