ゆるり旧街道
お昼に歯医者に行き、その足で電車に乗って隣町へ。
旧街道をJRの駅一つ分歩いてみました。
歩いているといいのですが、止まると肌寒い。
そんな天気です。これからいよいよ冷えてくるようです。
おっさんが首に安いカメラ(当社比)をぶら下げてウロウロしているのは
それだけで十分怪しいのですが
東海道を探訪している旅人と見れば、まあ見逃してくれそうです。
旧街道は京阪電車と平行するように進むので、ときどき電車をパチリ。
最後は二駅だけ乗ってみました。
民家の軒先をかすめて走るローカルライン。
ほとんどの駅が無人になり、朝夕をのぞくと乗客は高齢者が多いです。
でもこの頃のJRの駅は列車の通過が早すぎて怖いくらいですが、
こちらはいたってノンビリで、たまに乗ってもなにやら旅心地がします。
*東海道をまたいで走る「かわらがはま」と読みます。膳所城下です。
どうでもよいことですが、私はこのあたりで生まれたようです。
*途中古い城門の解体修理をしているのに出会いました。本多侯の「立葵」です。
葵の葉がハート形をしている、真ん中の軒丸が古そうです。たぶん17世紀なかば。
本多氏の二度目の入封直後くらいかな……。
*マスクをした運転手さんは上の電車とおなじかな。
旧カラーの車両です。この辺りの景色はあんまり変わりませんねぇ。