逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

老母は3日ぶりにデイへ。

外に出て歩かないと、寝たきりになってしまいます。

攻防戦を回避するためには、起床からお迎えまでのタイミングを

見誤ってはなりません。トイレ、手洗い顔ふき、着替え、食事

投薬、歯磨きの流れを見計らい、お迎えの時間にちょうど完了する

ようにしないと、よからぬ妄想が湧いてきます。

朝起きた時十五分は正常な会話ができるんですが……。

「チコちゃんに𠮟られる」を親子で見ながら、気をそらすのが腕の見せ所です。

 

すこぶる好天なので、先日の続きで大津まで走ってきました。

 

膳所城下のつづきです。もとは墓道の六体地蔵のようですが、旧膳所城御椀蔵の払

 い下げとか、改造著しいですが、城の建物らしく木柄も太い。

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*屋根の鬼瓦には本多氏の定紋「立て葵」。最初の入封の時のものでしょうか。

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地蔵堂前にかかる石橋、これは古そうですね。膳所城下町整備以前の墓道

 があったんでしょう。

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*湖に浮かぶ「琵琶湖文化館」前にて、手前の溝の向こうはかつては琵琶湖。

 「麒麟がくる」ラッピング。大河ドラマの集客力が期待されていましたが……。

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*湖上交通華やかなりしころの「小舟入」跡から、古そうな桁橋です。どうやら

 旧大津線浜大津膳所間)の遺構のようですね。

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*このあたり昔ながらの町家が点在します。でも10年後にはどうでしょう。

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*かつて諸藩の蔵屋敷が櫛比していたあたり、今も蔵の遺構がみられます。

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*京阪石場駅にて膳所方面をのぞむ、前方踏切は旧東海道。義仲寺もすぐそこです。

 コロナ下ですが、乗客はそれなり。今日は霞んでますね。そろそろ黄砂でしょうか。

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