又又又古い写真
古いモノクロフィルムのスキャンをしていたら、
ちょっと珍しい画像を見つけました。
前後のネガから1987年頃と思います。
近江の坂本の名園をめぐると云う企画の臨時列車のようです。
奧が見えませんが、どうやら二両編成のような感じです。
滋賀から三重というのは伊勢参り以来最もポピュラーな観光コースでしたが
伊勢自動車道ができてからというもの、鉄路の利用はまずなくなっています。
その逆もまた然り。坂本の里坊やその庭園に陽が当たり始めた頃とはいえ
なかなかニッチな需要を掘りだそうとしたものと感心します。
どれだけの客があったか、車内をのぞいた記憶はないので、なんともいえませんが
かつては駅がこうした行楽列車を企画することは少なくなかったと思います。
*背後の跨線橋は旧駅舎時代の名残、今も現役で利用されています。
ここで運転手の交替をしているようです。