思ひ出の旅Ⅷ
子どもが小さかったときは毎年春と秋に蓼科のペンションを拠点に
信州をぐるぐるまわって楽しんでいました。
その子たちも巣立ちましたが、老母の介護があるので
しばらくは楽しみの再開も封印状態です。
そのペンションは家人の友人のご両親が経営されていましたので
気安くさせていただきましたが、その後年齢のこともあって引退され。
今は違うオーナーになって、一層盛況のようです。
Googleで見てみますと別荘地のようすはずいぶん変わっており
当時の建物で残っているのは半分くらいになっています。
世の中の景気に左右されるのでしょうが、別荘の跡地にはえるカラマツ
は意外に成長が早く、10年前の更地はもうちゃんとした林になっていました。
別荘地は建物の所有だけで、土地は利用権のみだそうで
思いの外移り変わりが激しいと聞きました。
ただ中には質素な平屋を建てて通年住居されている家も散見しました。
標高によってはそういうことも可能でしょうが、
高齢になるとやはり下界に降りられるようで、結局終の棲家にはならないとか。
連日連夜猛暑に苦しめられていると、いよいよ信州への思いが募りますね。
*正面に蓼科山 朝の散歩ではリスをよく見ました
*八ヶ岳を望むところ いずれも2003年撮影