BUN BUN BUN
音を立てて落ちてくる柿の花。
「無駄玉」がおちたのか、それを含んでのあの夥しい花の数だったのか。
そんなことは知らぬげに
何組ものクマバチが求婚のダンスを踊っています。
水には水の味がする
中学校の修学旅行は東京から関東一円でしたが
担任の先生がその旅先の楽焼(昔は温泉場などにありましたね)の店で
皿に書いた言葉がこれ「水には水の味がする」でした。
「どうや、おまんら(お前ら)にはわからんやろ」とでも言いたげに見せてくれました。
純水には味がないそうで、水道でも谷川の水でも味を感じるのはミネラルのせいらしい。
いってみれば、不純物、夾雑物ということですが、それも生物的には必須な物らしく、
純水ばかり飲んでいたら身体を悪くするようです。
無味無臭とおもわれがちな水にも味がある。
多種多様な子どもたち相手に、教師としての立場で色々お考えだったのかしら、
それとも……。
このトシになると、人生「夾雑物」は、ほどほどはあった方が楽しいと私も知っています。
賭け麻雀はしませんが……。
まぁ、その先生、そのあと帰りの新幹線の網棚からカバンを落として、大事にしまっていた地酒を割ってしまい、あたりによい匂いをさせていましたので、「水」というのはあるいは「酒」のことだったのかもしれません。地酒を呑むことは、その土地の水を味わうことだ、なんて聞かされたことがありますから。
さてさて、下戸の私にはあこがれながらも、たどりつけない境地です。
頭はツルツルでしたが、以外に若かった。
竹の鞭をもって、机をしばきながら授業をしていたあの先生、
今もお元気だろうか?
ガス抜きしなきゃ
風邪気味だった老母、このところ天気が不安定で、気圧が頻繁に上下することもあり、
昨日から一気に不安定に……
薬の匙加減を間違うと一昼夜でも寝てしまうので、ハイハイと無抵抗路線で対応。
横目で見ながら自習をしていましたが、ヤレヤレなんとか落ち着き、
うたたねし始めたのをみはからって、少し息抜きに外出。
道中放棄された茶の木から若葉を少し頂いて、手作り茶を楽しみました。
*それにしても、なにを撮ろうとしているのかな?
*こういうのにも一応カメラを向けてはみるのですが……わくわくしない。
仕方なく如露を入れたくなって……。
ティタイム
近頃では職場の机に湯飲みをおくことは、まずないと思います。
煙草が禁じられた頃に、時を同じくして、お茶も禁止となった覚えがあります。
煙草ほどに害はないはずですが、パソコンを使うようになったこともあるし
なにより「職務専念」に反する。ティタイムは定時に別室でということだったと思います。
リタイア後はそんな規制もないので、机の上は朝から飲んだお茶の湯飲みや
コーヒーカップがずらずらならび、夕食時にはそれをキッチンにもって降りるのが
私の日課になっています。
コーヒーはブラックばかりではおいしくないし、紅茶も然り、紅茶はその上茶渋が酷い。
緑茶は甘味料やミルクが入らないし、しごく健康的な飲み物と思います。
日本茶専門の喫茶店が増えてきた矢先のコロナ禍で、それが減ってしまわないか気になります。
ま、日本茶には茶請けがつきものなので、ヘルシーとばかりは言えませんが……。
薬も毒になり、毒も薬になるということでしょうか。堪忍してもらいましょう。
さて、こんなん出して恐縮ですが、写真は在勤中30年以上愛用していた湯飲みです。
左は奈良の赤膚焼、たしか20代に下御門商店街の荒物屋で求めた物、
元興寺極楽坊へ行った帰りとおぼえています。奈良町が観光化する以前で、
もうそのお店はないようです。口が少し欠けましたが現役です。
右は信楽の陶芸家で小物造の名人(大西忠左さん)の作で口当たりが柔らかく軽いです。
ごつごつした土物もたまにはいいですが、ふだんはこういうてらいの無い軽いのがよいですナ。
なんということもなし
走り梅雨というのでしょうか、丸一日降り続きました。
今朝もすっきりとはしませんが、走り出します。
以下、ランダムに。
*ジャガイモの花が咲いてきました
*拾って帰りたい
*おお、これは三つ葉
*新茶の中をゆくデンデン(云々)
*怒ってますね
*サイクリスト限定ですが、これも鉄分補給。これが貼ってあるだけで貫禄が……。
プレーン管なので一番廉価版の管ですけどね。あ、自転車のフレームのハナシです。