逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

夕方には雨か?

日課にしている論語読み(論語注疏で)。本日は為政篇ですが、

注のなかに「冬温夏清、昏定晨省」と出て来ました。

冬は暖かく、夏は涼しくし、暮れには床を整え、朝には御機嫌をうかがう

ま、親孝行のススメですな。

 

昨夜は2時頃に老母のコールチャイムが鳴り

何事かと1階へ降りてみると「腹が痛い」という。

「世話になったなぁ」とか、心細げなことも。

いや、おかしい。

しばらく様子をみると、たしかに痛いようではありますが

切迫感がありません。

うわごとのような、なかば寝ぼけのようなおしゃべりが続きます。

ははーん。妄想だなと判断して、半時間ほどはつきあって、

チャイムの電源を切ってふただび就寝。

こちらもずぶとくなってきました。

 

 朝6時にトイレがあり、下の世話をしてから私は朝食。

母はそれから10時まで二度寝です。

どうやらこのところの便秘がわざをしていたようです。

母が寝ているうちに近所のスーパーへ走ります。

水カレイのおいしそうなのが手に入りました。

 

*夏野菜が伸びてきました

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夕方に一降り

朝、母をディサービスに送り出してから京都へ。

梅雨というよりもうしっかり夏です。

 

お気に入りの古い腕時計は

革バンドが汗ばむし、しかも非防水なので

汗かいて、ジャブジャブ顔を洗っても気にならない

安いメタルバンドの時計を入手。

場所柄か大学生の就活にぴったり、とか書いてあります。

なるほどね。

これが高校の時もっていたセイコーのオートマチックの雰囲気そのまま。

ただしアラ還の細腕にはちょっと重いです。

 

ついでに近所をくるっと散歩してからお勉強タイム。

京都に住んで、そしてまた後顧の憂いがなければ

毎日こんな暮らしをしているのでしょうが……。

 

迷路のような地下書庫から這い上がると、雷様の太鼓どんどん。

つづいて夕刻結構な降りに。

これはびっくりしました。

傘がなくて立ち往生する人も多かったようです。

 

百万遍を上がって。

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不穏

夕方からちょっと蒸してきました。

母の様子もちょっと不穏の気味があります。

食後の気晴らしに、1階の本棚から選んで2階の部屋へもってあがったのは永井荷風

これは新潮の古い全集の一冊。

月報が残っていて、佐藤春夫による荷風の人物評が辛辣です。

 

短めの作品と思って読んだのは「あじさゐ」

「おかめ笹」とか「ひかげの花」とか、タイトルになっている植物は

どれも女主人公を現しているようです。

数行読むと、もうその世界に入っている。

いいですね。

風呂から上がって、そのまま「濹東綺譚」へ……。

 

明日と明後日は鴨東で勉強です。

 

*畑にて

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ポタリング日和

母をデイに送り出してから自転車に跨がり湖岸沿いの村へ

十時から一時までちょうど40キロメートルとなりました。

 

麦の刈り入れ時期です。

隣には伸び始めた青田あり。

ぬるんだ水の匂いが、なんとなく懐かしい。

気温はそこそこ上がりましたが

カンカン照りにならず助かりました。

 

*比叡のお山です。場所によって形が変わります よく色づいていますな

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*鎮守の森が立派です、カエルが鳴き始めました、この「湿気感」が近江ですね

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*内湖に面した村は昔は田んぼに行くのも舟を使ったとか、こちらはヨシキリが賑やかです

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ノンビリしました。