思ひ出の旅Ⅶ
今回は2008年の秋の旅です。
まずは東名阪から伊勢湾岸道を経て知多道を使って半田へ。
それから陸路豊橋を経て渥美半島へまわって先端の伊良湖岬で一泊。
翌日はフェリーで再び知多半島に渡って帰って来ました。
初日は半田の新美南吉記念館がメイン。
記念館は仕事もふくめて何度も行きましたが
少し離れたところにある南吉の生家と養家跡がよかったですね。
新美南吉というと「ごんぎつね」かと思いますが
やや幼いというかあざとい感じがしまして、
小生はやはり「おぢいさんのランプ」が好きですね。
余韻があるのはこちらかな……。
細長く延びた半島は低い丘陵を背骨にして同じような景色が続きます。
あたりは半田道の開通でずいぶん変容しましたが、
それでもなんとなくキツネが出て来そうな南吉が歩いてそうな面影が残っています。
翌日はやはり恋路ヶ浜がよかったですね。なかなかの絶景でした。
太平洋の潮騒を聞くのは、ふだん琵琶湖しか見ていない人間にとっては
なにか怖いようなかんじがしましたね。
砂浜では椰子の実をさがしましたが見つかりません。
伊良湖港には土産に打っていますが……。
ビューホテルには、渡り鳥目当てのバードウォッチャーがたくさん来ていました。
今日も暑さ厳しい一日でした。夜に入って近所で花火が上がり出しましたよ。
*南吉の養家で
*東海道二川宿で、ちょうどお祭りに出会いました。
*伊良湖岬をあとにして