山陽路に出掛けました
播磨と備前の国境の村まで出掛けました。
新快速を使っても3時間……。
今の新快速電車(とくに223系)のシートは
「あんこ」が少ないのか、ヘタリが早いのか
おしりが鉄板にあたるようでこたえます。
みためは良いのですがはっきりいって手抜きシートと思います。
ちなみに新快速といえば
昔の117系(近くだと湖西線や草津線で走っている緑電車です)が
つり革がない部分があって焦ることがありますが
揺れも少なくシートの出来もよく好きですネ。
国鉄時代は、国営であるがゆえによいものもあったということでしょう。
さて、初日は台風の影響で風が強かったですが、
フェーン現象のためか夏日になり大汗をかきました。
昨日の日曜日は湿気はやや落ちましたがやはり暑く、
瀬戸内の湿気を含んだ風に吹かれながら丸一日歩いたので
秋なのにしっかり日焼けしました。
途中、赤穂の坂越という古い湊町にも寄りましたが、
ここは、そうですね、初冬の小春日和の日に改めて訪ねたいところです。
瀬戸内の海岸部というのは、古くは河口の湊と川にそって
近世は風待湊あたりから開けたそうな。
ここは入江の前にうっそうとした木々に覆われた小島があり
そのたたずまいがすばらしい。
それにしても、近江盆地に育った自分には、
波立つ海と水平線をみると妙に不安な気分になりますな……。
*沖合には白波が立ち大型のクレーン舩が台風を避けていましたが
風待ちの入り江は静かでした。(これは坂越ではありません)
*坂越の湊を見下ろすお宮に奉納された舩絵馬、難破を免れた船主の
奉納でしょう。左上に金毘羅の神が顕現していますね。