ニコン1 V1は悟くん

朝からはしたない写真で恐縮です。

わが家には昨年からこんな方がいらっしゃいまして

一応、名前はニコン1 V1とおっしゃるんですが。

わかる方にはわかる。

ははーん。憐れみを含んだアナタのまなざしが痛いです。

期待が大きかっただけに、現実とのギャップに落胆するのは

我が子のことだけではありませんよ。

天下のニコン様が造ると、アマチュアカメラはこうなるという典型。

自分とこの社史に学ばない企業という天の声もありますが

いいんですよ、そんなことは。

こっちもいつまでも学ばないんで……。

コンパクト?なんだけどズッシリとしたマグネシウムボディ

アイコンとなるおでこの出っ張りがシビレますナ。

圧倒的な速さのAF、悶絶する連写機能、クリアなファインダー

一眼レフ共用のデカいバッテリー……

すばらしいじゃありませんか。

意味不明なUI批判もなんのそのなんですが、

画質が……。これで1インチ????

 しばし沈黙。

しかし、駄目な子ほど可愛いとかいいますが、この方もまた然り。

時々ブラパチに持ち出して、その使用感にうっとり

出て来た画像にうーん?、をくりかえすこと半年。

この間 なんとかならないかと、あらゆるサイトを検索、

RAWならいいのかな、やっぱり単焦点レンズかな……

なんて悶々としてましたが、

ある日、豁然として大悟しましたよ。

試されているのはカメラではなく己だということです。

そんなわけで悟くんと名付けました。

＊なかなかシャープやん……。腕か?