逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

しょうがな~い

雨の日はしょうがない……。

ですが、本を読んだり自習するには、好都合な一日でした。

孟子のなかの山場の一つ「浩然の気を養う」を楽しんで読みました。

小生、浩然の気を養うとは大酒を飲むことだと思い込んでいました(笑)。

息子達が子どもの頃毎年書き初めで書いた「不動心」もそのちょっと前に出て来ます。

それにしても孟子先生は時々論理を超えてお話しされていますナ。

 

寝る前は長崎の人西川如見の「商人嚢」を読むのですが、これまた痛快。

儒書を盛んにひきつつ、日本は格別なんてさらっと言っています。

道学臭があまりない。商人の本音も「うまく解釈」しています。

 

書店に並ぶ論語には、儒学の経典として、広く古典として学ぶための本がある一方、

ビジネスや処世に役立つようそのエッセンスを抜き出して読ませる本があって

学者さんは後者を「ビジネス論語」とかいってよくは言わないわけですが

さながら「商人嚢」は、江戸期商人身分のための「ビジネス書」に属するのかもしれません(空想)。

 

*今年も咲いてくれるようです。

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