逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

冬になりました

ようやく熱は去りました。八割五分くらいかな。

授業があるので入洛。今朝の冷え込みは厳しく、

さすがにコートを引っ張り出しました。

ダウンのインナーはいらんやろと外しましたが、

帰り道には失敗やったと反省しました。

五時間目を終えて外に出るともう真っ暗です。

せっかくきょうとに出たので、すぐに帰るのももったいないし

と、いうことで百万遍には出ず、神楽岡の麓を銀閣寺道方面へ、

コートだけでなくマフラーも欲しいくらいの冷え込みです。

善行堂で武田泰淳の『身心快楽 自伝』と今森光彦の岩波ジュニア新書を入手。

前者は文庫化されていますが、こっちの方が安い。

 

自伝とありますが、時代ごとのエッセイを編集したもの。

武田の小説は残念ながら読み切れていませんが、これなら読みやすい。

中国文学研究者が実際に彼地にゆき、

戦争に参加したら(つまり中国人を殺す立場)どうなったか、どう考えたか。

そのあたりの叙述はよみごたえがあります。

武田百合子の長めの「あとがき」がよいですね。

 

店を出て銀閣寺道から5系統へ、永観堂道のバス停は100メートルくらい

の大行列で、とても乗り切れません。毎晩これなのでしょう。

 

朝はこんなかんじ

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市バスのこの席は特等席です。あっこれカメラが「雅」モードになってますね。

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