おっと涼しい
朝から老母の不穏が爆発。
先週から手を焼いています。
なんとかデイに送り出し、やりきれない気分のまま京都へ。
百万遍大学で例によって「地下壕」にもぐって古書の香りを存分に吸収。
なんとか気分転換。はぁ。
午後2時頃からはデポしてある自転車に跨がって洛中古本屋めぐり。
今日の拾いものは、前久夫『京が残す先賢の住まい』1989年、京都新聞社。
近現代京都にゆかりの学者・芸術家・政治家・官僚・実業家……。
職業は多岐にわたれど。それら先賢の愛した住まいを訪問する。
京都新聞の記事をまとめなおしてものです。
建築史家の筆になるのでしっかりしていて読みやすい。
手軽な感じですが、よい本です。
ただ装丁がちょっとタイトルと合わないような気がします。
手にしたときは何の本だかぴんときませんでした。
それにしても「先賢」という言葉も縁遠い世の中になりはてましたね。
そのほかは
これは梅原先生のサインいりでした。当時はまだ立命の教授ですね。
謹呈の相手は、当時同じ立命にいた淡川康一。
このほか中公の世界の名著『諸子百家』。全部合わせて1000円也。
今日の京都は先週とは打って変わっての涼しさでした。
*心の奥底には、いったいなにがあるのかな。