逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

「らくらくカー」の提案

高齢者による事故が毎日のように報道されています。

加齢による能力低下がミスを誘うのか

クルマの設計思想にミスを誘う要因があるのか。

安易には決めかねますが

どちらか一方ということではなさそうな気がしますね。

おかげさまで免許取得以来40年。無事故でやってきましたが、

還暦を前にして私も前方に集中する力が衰えてきたことを自覚します。

 

カメラやパソコン、タブレット、なんとか使えていますが

そのもっている機能の何パーセントも活用してないでしょう。

カーラジオも複雑な機能は使えず、時計も15分すすんだまま放置しています。

 

普段使いの携帯電話もそれ。

一時スマホを使ったのでそれが便利なことは分かっているのですが

自分に必要かどうかという基準で判断すると

いらんかな……と。

3年でガラケー、しかもらくらくホンに乗り換えました。

下ばっかり見ながら歩いている人を見ると、

お気の毒にと思います。

 

カメラでも機能的なところはほとんどおんなじにできるけど、

購入層や価格帯に合わせるため、わざわざ一部機能をカットして

安くしている製品がありますが、

らくらくホンは「思想が正しい商品」だと思いますネ。

機能を絞り、

字が大きく、

直感的に操作でき、

現在の状態が一目瞭然(これ大事)。

乾燥肌で反応しないタッチパネルもありませんしね。

 

NTTはしきりにらくらくスマホを勧めていますが、

このガラケーのラインは残しておいて欲しい。

高齢化社会のクルマはらくらくホンを見習ってみれば

割高でも相当の購入層があるのではないでしょうか

 曰く「らくらくカー」なんて

これは「自動運転」の発想とは違います。

そんな楽しくないクルマは買いたくありませんので。

あくまでミスを減らし運転に集中できるクルマです。

 

 *年期のはいったらくらくホン(2代目)

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