逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

3時過ぎに起床。6時間は寝たのでよしとしましょう。

それから前田利鎌の『臨済・莊子』(岩波文庫)を読んで、早すぎる朝食。

この文庫古書価がそれなりに……。

朝食はごはん、飲み物はコーヒー。相変わらずベトナム式ドリップ。

6時過ぎには自転車に乗って里廻り。Tシャツじゃもう寒いくらい。

午後は眠くなったら畳にごろり。夏バテがでないよう半時間ほどの昼寝が大切。

湿気が上がってきました。今夜は雨が降るようです。

 

*これは昨日撮ったもの、コロナで遠出できない分、散歩する方が増えましたね

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6時過ぎに墓参り。まずまず好天のお彼岸です。

母の様子をみながら終日自習。

昨日は入洛の予定でしたが、天気がよくないのと、お彼岸でお寺のパーキングが早々に満車

になりそうなのに気づき、週明けに変更しました。

ぐっと涼しくなってくれるとありがたいですが……。

 

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老母の介護もいよいよ5年目に突入。こちらの加齢もあって疲れを感じます。

先の見えないなかでは、平常心を維持するのがなかなかしんどい。

全国の家庭内介護家族のみなさんお大事に。

 

*自称「哲学の径」

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江戸前期に異色の禅僧として活躍した鈴木正三の

これまた異色の仮名草子「因果物語」を古典文庫版で買いました。

鈴木正三 - Wikipedia

 

京都の古本市でも大量にならんでいることがありますが

いざとなって欲しいのがあってもなかなか探せません。

不勉強で知りませんでしたが、この叢書のなりたちをしらべると

なかなか貴いものと思われます。

いまならネット上で探すこともできるわけですが

文庫版というかたちで手にして古典を読めるのは得がたいと思います。

 

正三は旗本で、中年で発心した禅者ですが、庶民への布教に力を尽くし、

そのなかでこの物語に納められた怪異譚を収集記録したそうです。

ただこれがどう禅と結びつくのか、正直はなはだ疑問ではありますね。

禅宗というものが、近世の寺檀制度を背景に、本来的には縁の薄い地域社会や

世俗の人々の間に浸透していくについては、

やはりこういうやりかたがあったのだなぁと感じます。

三河出身で同国をはじめ近江でも多く布教しているので

見慣れた地名が沢山出て来て興味深いです。

 

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