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謹賀新年
庚子歳 元旦
おおつもごり
ここ数年、年末年始は何かが起こる訳ですが
デイに行った母が高熱のためすぐさまお迎えという仕儀になり
朝からバタバタしていました。
ここ数日妄想雲に覆われていたのですが
昨夜はテンションが妙に上がり、レコ大を終わりまで視ていて
心配でしたが、やはり体調がおかしかったようです。
治まってくれるとよいのですが……。
なんとか寝かしつけて隣町のデパ-トへおせちを買いに、
久しぶりにみる繁盛ぶりで、行列の一員となり
黒豆ややだし巻きなんぞに数千円を散じるはめに……。
静かに除夜の鐘を聞きたいと念じております。
*ぱお~ん
2019年回顧
退職後3年目となった今年は、教えたり学んだりする機会を得られ、
刺激のおおい年になりました。
両方とも京都なので合間に市内を散策することもできますし、
いろんな本を読んだり買ったりすることもできるようになりました。
わずかな収入なので、新本は買えず、手頃な古書ばかりですが
それがまったく飽きないので、我が家の書庫はあふれそうです。
多くの秀才に囲まれて、背伸びをしてこけそうになりますが、
まねごととはいえ、学びの楽しさを得て、これはほんとうに有りがたいことです。
一方、老母の状態はレビー小体型認知症が一段と進み、
精神安定剤とデイサービスのお世話にならなければ、
たぶんこちらが身心ともに崩壊という状態。
これはこれでまた色々と考えさせられます。
今後の京都での活動もひとえに老母の状況次第で、予断を許しません。
心配を先取りしてもしようがないので、
いまできることを楽しむほかありません。
悪くなったらそれはそれで……。
またそれに合わせた絵を描いていくことにしたいと思っています。
*比良冠雪の日に