洗濯屋さん道元
昨日今日と二日続けて古本まつりに行ってきました。
本を買い回っているときに本堂から読経や詠歌が聞こえてくるのは
なかなか情緒があり、百万遍での催しの魅力やなぁと感じます。
それにしても客筋は95パーセント男性で、しかも中高年てところでしょうか。
これが毎月15日のてづくり市となると完全逆転します。
「そんな汚い本、ごはんの時開かんといて」とかいわれて……。
今回、初日は漢文関係の本をどっさり仕入れ
今日は道元禅師にかんする本を少し買いました。
帰りは善行堂によったら、梅原賢一郎さんの『洗濯屋道元』と
出会い、これも購入しました。
奇抜なタイトルですが、面白いです。
梅原先生は造形大(今は京都芸術大学やね)へ移る前
滋賀県立大学におられたときにお出あいしたことがあります。
なかなかぶっとんだセンセと感心した思い出がありますが
昨年造形大停年退職前に出された本で、また出会えました。
道元禅師のお引き合わせかな……。
*毎回思うのですが、立て看板はもうちょっとそれらしくされては……。
しかしこれが、「それらしい」のもまた事実。