いたずら
いつのまにか五山の送り火も終わってしまったようですが
炎暑は当分続くとの予報に、困惑する日々です。
送り火といえば、こないだちょっと騒ぎがありました。
当事者でないのでもとより無責任ですが
正式の送り火が済んでからやったら、まだよかったのになぁと思います。
ぴりぴりしているときに、地元の面子をつぶしたらしゃれになりません。
コロナ禍のもたらした、世間のストレスとの間合いもあるわね。
ただ、送り火というかマンドは風流なので、維持はたいへんと思いますが
あまり原理主義的に「信仰」「信仰」と、外野から批判するのもどうかなという気もします。
送り火にともなうさまざまな言説にも、早くから観る人を意識した面がうかがえます。
もちろん風流こそ真剣なので、それに対して敬意は払わないといけませんが・・・。
麓の某大学生の仕業という「噂」もありますが、
もしそうだったら例の百万遍のコタツ騒ぎよりはマシとは思いますが……。
ちなみに愛読しているブログ「柳居子徒然」柳居子徒然 - 楽天ブログ
には一行もこのことに触れていないのは、これは京都人の見識かな……。
「花洛名勝図会」より
風流は担い手と観る人とのあいだに互いに意識の通い合いが有り、「もったい」が生じ
また齟齬も生まれる。それがまた面白いのでは?……。
これについては、知人の村上忠喜さんの論文があります
そんなことより、小生この時期に歯医者に通う羽目になり戦々恐々としております。