正直、眠いです
昨夜は夜半に老母が不穏になり起こされました。
廊下から家族を呼ぶ聲でとびおきました。
我ながら情けないことですが、この聲は何度聞いてもぞっとしてしまいます。
寝入りに少し無理があり、今夜は夜中起きるかも……という心配がありましたが
やはり、そのとおりの事態に……。
部屋に置いてあるテレビやヒーターなど
電気器具のスイッチやパイロットランプが気になるらしく
つぎつぎと点けて、消せなくなってパニックになったようで、
あのまま歩いていたら転んでまた骨折入院だったと思います。
どれも自分がしたことですが、
母にとってはいずれも誰かが入ってきてした仕業ということになっています。
いつもの暴言やのろいの言葉はなかったですが、
精神安定剤を追加投与して(すぐには効きませんが)、
支離滅裂な話をしばらく聞いてやり、少し落ち着いたのを見計らって床に就いたもの
の、今度はこちらも目が冴えてしまって、明け方まで寝られず。
午前中に仕事を済ませてから日中2時間ほど昼寝して不足を補いました。
あられもない言い方ですが、寿命と進行の競争みたいな様相です。
ネット上には全国で困っておられる方の事例があり、それと比較して
まだマシな方やなぁと慰めあい、
こっそり父の仏前に「あんじょう迎えに来てくださいよ」と手を合わせています。
ちょっとぶらっとしたいところですが、椅子上の旅は本に如くはなしと、
こんどは長谷川四郎でいこうと思っています。