「きかんしゃトーマス」 を憂う
涼しくなりました。
曇り空なのがかえって好都合。自転車に跨がって隣町まで走ります。
まちなかは人通りもふつうです。あちこちでマンション建設の槌音が響きます。
草津駅の草津線旧軌道分岐点にいってみると、レール削正車がとまっていました。
うーん、陳腐なたとえながら、いわゆるガンダムっぽい外観。
レールの凸凹を砥石で削って平らにし、寿命を倍にできるとのことです。
ここには時々見たこともないような保線車両がとまっていて驚かされます。
さて、母親の食事のときに見せておく一番刺激のすくなそうなTV番組ということで、
Eテレの「おかあさんといっしょ」をつけていることが多いのですが、
その続きで「きかんしゃトーマス」が流れる日があります。
近頃は全編CGで凝ったつくりになっていますが、
鉄道を素材とした番組としてどうなん? と思います。
定時が守られない、速度が守られない、ヒヤリハットが日常的で、
大事故の発生を予感させるシーンもしばしばです。
むかしからこんな番組だったかしら?
正直ちょっとやりすぎなんじゃないでしょうかね、
まことに全編にわたって「混乱と遅れが生じている」のであります。
もう少し鉄道本来の「らしさ」を踏まえたほうが……なんて、
余計なことをつい思ってしまいます。
*いかにも高そうな車両です。
*町はずれはこんな感じ