逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

無花果を庭木にする

今日は午後から授業の日。

好天です。山笑うといいますが、まさにそれ、今年の様子は

やはり例年より一週間くらい季節の進みが早いようですが

このところの「冷え」で一息ついているような感じで、

ちょっと厚めのカッターシャツとチノパン、紺ジャケットを着て出かけました。

首筋がヒンヤリするので、思い立ってニットのネクタイを締めました。

ネクタイをするのは退職後4年でまだ3回くらい。

昔取った杵柄?で、結び方は身体が覚えておりました(笑)。

 

若葉から青葉へ移る季節、ちょっと回り道して、東山の裾あたりを走ってみました。

信号で止まったときにふと脇のお家をみると、

高さ3メートルくらいの木が庭に植えてありまして、

それが、ちょうど車庫を覆うようになっています。

最初は桐かなと思ったのですが、よく見るとそれは無花果でした。

まだ小さな無花果の実が、桐の実のように見えたんですね。

わが家でも無花果が庭にありましたが、それは庭木というよりは、食べるためのもの

どちらかちいうととりやすいよう、背は抑えて枝を広げるように仕立てます。

それが桐かと間違うように上に伸ばしてあるんです。

ちょっと調べて見ると、樹高は3~6メートルになるとあったので

自然に任せるとそこそこの背丈になるようです。

庭木になるよう剪定したのでしょうが、なかなか面白いものだと感じました。

 

わが家には親が作った素人庭があり、かつてはもともと果樹園だったこともあり

白桃、無花果、柿、蜜柑といろんななりものの木がありました。

一般に実のなる木を家の庭に植えるのは、「成り下がる」といって忌むわけですが

(藤なんかもそういいますね)、植えられるなら小生は芭蕉の木と思っていましたが

地下茎がはびこるので地植えではなく鉢植えがよいとか、

実は成り下がるし、その上はびこるのではちょっとね……。

 

コロナには驚怖を感じるんですが、世の中は反応鈍いですね。

負けが込んでもズルズルいくのは日本史が証明済み。

念のためにいいますと、小生の授業は50人位はいる教室に、ほんの数名、

ドアと窓は全開、換気扇だけでなくエアコンの換気もまわしています。

密ではありませんが、それでも授業が終わったら速攻帰宅して風呂に入ります。

ホントに毎日博奕みたいですね……。

 

*こういう景色に惹かれます、なんでかな? 「父母未生以前」の私が見てるのか?

f:id:koganemaru59:20210426204823j:plain