逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

お昼は蕎麦をゆがいて簡単に済ませ

腹ごなしと思って散歩に出かけましたが

黄砂か花粉か、あっというまにくしゃみ三連発。

衆寡敵せずとばかりに退散いたしました。

 

夜間老母のトイレのために起こされると、身体が冷えてしまって

そのあとしばらく寝つけません(これが3度もあると意識朦朧)。

そんな時のために枕元には本が何冊か置いてあります。

面白くて寝られないようでは困るし、数分で寝るという状況ではない。

そういうときには漢文がよいです。

ここ数日は岩波文庫の『賴山陽詩抄』をめくっています。

まだ尊王攘夷と弾圧、テロリズムの時代には間があり、

山陽先生が足利氏を罵倒し、楠公を持ち上げて気炎を上げていても

まぁ、一種のロマン主義というところ。

それよりも老母への孝行ぶりが半端ではありません。

孝は仁のもととはいうものの、なんでしょうねこれは。

女房より母親という感じですが……。 

 

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*なぜかいつもレンズを向けてしまう場所。