天野忠ふたたび
今日は歩く日でした。朝と午後で8,500歩。
べつに数字を目標にしているわけではないので、くたびれたら帰るだけです。
朝早めに家に戻って、朝ご飯までにと思って本棚から出したのは
あっというまに半分位読んでしまいました。
天野忠との出合いは、山田さん経由。チェホフのアンソロジーやロジェ・グルニエの翻訳を経て
その編になる『北園町九十三番地 天野忠さんのこと』編集工房ノア(2000年)を手にしてから。
だからちょうど20年になりますね。
その後今は店を閉めてしまわれた三月書房で一冊、また一冊と買って行きましたが
絶版のものは古書価も高く手が出ませんでした。
天野自身もどこかで書いていましたが、40代くらいで歳を取った気分にひたるような
そんな感覚が生じて惹きつけられたのか。
それまで詩集など手にもしなかったので自分でも意外なことでした。
散文詩や随筆の面白さに助けられたのかもしれません。
また、京都の詩人ということも親しむことになった原因かと思います。
ここ数年は手にすることも減っていましたが、還暦を超えてようやく歳に不足もなくなってきたので、
改めて味わっていきたいと思っています。
*もう少し揃えたいのですが……。
*今日の散歩道