逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

思ひ出の旅Ⅵ

赤い電車の旅が続きます。

昨日と同じく1991年の夏は、岐阜からさらに奧へとへ足を伸ばしました。

近鉄大垣から岐阜へ、さらに名鉄に乗り換えてたどり着いた終着駅が本揖斐。

夏のあついさなかに、古い町並みを散策し、揖斐川にかけられた簗も見物しました。

その後、黒野から谷汲も行ったのですが、プリントが見つかりません。

いずれもローライ35Tがお供でした。

 

当時は36枚撮りを一本詰めただけで、ほんとうに一枚一枚ていねいに撮っていました。

でも、下の写真はいずれも30年前のプリントからのスキャンということもありますが、

いくらカメラに凝ってもサービスプリントだとこんな感じです。

デジタルになってほんとうによく写るようになりましたね。

最近は、よく写らないのがもてはやされるようですが……。

 

 *2005年全線廃止となった名鉄揖斐線の新旧車両。こんな新しい車両もあったんですね。

 親子ほどの差があって、まるで別の鉄道が乗り入れたようです。

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*古い車両の内部。このころは扇風機だけで十分涼しかったんですね。

 ロングシート両端の手すりの処理がクラシックです。

 スマホも携帯もこの世になかった時代、電車のなかで下を向いている人は読書中。

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*大きな造り酒屋がありました。いったい間口何間になるのかな?

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簗場のけだるい昼下がり。揖斐川の鮎を食べさせていました。

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