逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

ジャップ警部のカメラ

昨日みたポアロシリーズ 邦題は「チョコレートの箱」

ジャップ警部ポアロの故国ベルギーで栄誉ある「金枝章」を

授章するのに友人として同行したときのオハナシです。

ジャップがポアロにカメラを渡して記念撮影を頼むシーンですが

戦前のロールフィルムカメラが登場します。

ジャップは、光の具合をさっと見回し、

ポアロに渡してあるカメラに触れて

手馴れた手つきでシャッタースピード、そして絞りをあわせ

(距離はさわっていないようです)「これでよし」。

そしてポアロがパチリ。

自分の手にカメラを戻すと早速フィルムを巻き上げます。

ジャップの手には茶革のケースもぶら下がっています。

どうでもいいようなものですが、一連の動作が省略されずにいて

手抜きがありません。面白いですね。

 

*ジャップの収入と、レンズまわりのデザインをみると徳国製ではなさそう。

 英国製?それとも米国のコダック? 小さいケーブルレリーズがついてます。

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