逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

洛中滞在120分

朝一の授業終了後、

梅雨の晴れ間を狙ってクルマで入洛しました。

道路は平日ということもありましょうが、まだ空いているかんじです。

出町駐車場に止めて、枡形商店街界隈をうろつき、そのあと百万遍方面へ移動

出町のアーケードは結構な人出で賑わっていましたが、

岡崎あたりの人の出はさっぱり、

ここ数年のような狂騒はごめんですが、ちょっと少なすぎるようです。

 

本日買った本

 ①柏木 博『日用品の文化誌』岩波新書(1999)

 ②安岡章太郎『私の濹東綺譚』新潮社(1999)文庫でなく単行本です

 ③小杉一雄『中国の美術』教養文庫(1974) ぜんぶで300円也

①濹東綺譚は、何度でも読みたい作品の一つですが、戦時下に読者として引き込まれていった作者による一種の「読書案内」として読みました。

②一般的な「日用品」という言葉のイメージから、この本を読み始めると?となるかもしれませんが、「いくつかの日常的な〈もの〉、あるいはメディアを対象に、それらのものがわたしたちの感覚や思考、そして文化とどのような関わりを持ったかということを」(はじめに から)考察した本。なかなか知的な啓発書。

③学校でならったことの復習につかえそう。ただし「絵画」の扱いは少ない。

 

もう少し新しい本が入っていないかと期待していたのですが、それは空振り。

しかし、考えてみればこの三ヶ月は、売る方も買う方も動きがとれなかったんですから

それは、もう仕方が無いことですね。

問題は、この先のことですが、長丁場になりそうです。

 

*この景色を眺めるのも久しぶりです、「出町橋」は誰の書かな?

 拡大したら「義三」と見えたので、当時の京都市長高山義三のようです。

f:id:koganemaru59:20200701170608j:plain

 

f:id:koganemaru59:20200701170721j:plain