天皇誕生日

今日はいまの天皇さんの代では最後の「天皇誕生日」でした。

朝刊には記者会見でのメッセージが載っていましたし夜はNHKで特別番組があり

「昔のことは覚えている」老母と一緒に見ておりました。

母は昭和4年、亡き父は大正15年も11月の生まれですから

まったく昭和人間です。

私は昭和34年生まれなので、

ちょうど昭和を30年、平成を30年生きた勘定になります。

私は「昭和の人間」なのか「平成の人間」なのかと云われる

一般的には「昭和の人間」ということになりますが

今夜の番組や会見を見ていると、やはりこの天皇の時代の人間だと思いますね。

 

非歴史的なものいいかもしれませんが、

私は日本の天皇は長い間実際には「象徴天皇」だったのではと思っています。

天皇親政はスローガンではあっても、うまくはいかない。歴史が証明しています。

権威と権力の分離がなかったら皇室じしんがこうは長続きしなかったでしょう。

そう思うと、近代化の上で避けられなかった面もあるとはいえ

明治維新から敗戦までの強いられた天皇へのまなざしこそ、

長い歴史からみれば異様な時代だったのではと思います。

今はほんとうによい時代だと思います。ありがたいことです。

 

次の時代は元号もまだ知らされていませんが、次の天皇は私と「同年」になります。

そして、今の天皇さんが仰ったように次の時代も戦争のないことを、

戦争を生きた親をもつ身として、願わずにはいられません。