逍遥游

本を読んだり、無軌道に自転車に乗ったり、オールドデジカメでブラパチしたり……。

古い写真 第4弾

しばらくぶりの古写真です。

1990年春に行った湖北の刀根越(余呉から敦賀に抜ける古道です)。

 

*麓の村は田植え時期でした。ハンノキの立つ畔の上で女の子が苗のお留守番。

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*峠への道から 眼下に北国街道柳ヶ瀬宿の家並み、北陸自動車道もみえています。

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 *ぐんぐん高度をかせぎます。このあたりかつての焼き畑地帯。

 速写ケースに入ったPENTAX SPを操るSさん。頭のチューリップハットが懐かしい。

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*峠の小祠には「大権現」とあり、場所柄あるいは白山権現かな

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*麓に炭焼き小屋がありました。屋根の葺き様も面白い。もう二度と記録できない。

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*小屋のなか、当時現役の炭窯でした。きれいに片付けられた囲炉裏です。

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いずれもOLYMPUS OM-1 +28mm f3.5

こうやって見るとモノクロームのほうが見入ってしまいますね。

ワクチン接種一回目

コロナワクチン接種の一回目に出かけました。

ファイザー製です。

近所の体育館での集団接種。同年齢からもう少し上の方。

会場は効率的な動線になっていて、工夫されていると拝見しました。

医療関係者・市役所・ボランティアのみなさんありがとうございます。

冷房も効いていて、もう少し会場にいて本でも読んでいようかと思うほどでした。

さて副反応はどうでしょう。

小生は普通のインフルエンザワクチンで、結構痛い目に遭っているので、

少なくとも腕が痛くなるようですが、それくらいならよいがなぁと思っています。

 

今読んでいる中村真一郎の『俳句の楽しみ』面白い。

俳句関係者の読み方とは違うのでしょうが、私にとってはよい入口。

以前著者の『賴山陽とその時代』を読んだときも、詩人というのはこう読み

こう書くのかと、あきれたり感心したり。まことに秀才ですなぁ。

 

*音もなく入道雲の湧く昼下がりです。

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これにて千穐楽にござりまする

厳しい暑さです。

外に出るのが怖いくらいです。

 

老母の夕飯時には、テレビをつけることが多いです。

内容の理解はおぼつかないのですが、先週は大相撲をやってました。

国技館は一度だけ、専らテレビ桟敷ですが、やはり面白い。

久しぶりに登場した白鵬関の強さには感心しましたが

相変わらずのふるまいで、折角の優勝もなにか後味が悪かっ。

わけはわからないかもしれないけれど、母親に見せる気がしなくて

思わずテレビを切ってしまいました。

 

相撲をことさらに「国技」というのには違和感がありますし

後付けの神事性を云々することなど全く無用のことと思いますが、

その上でなお「国技」というのなら、あれは違うように感じます。

個人の性格や素行を云々するのではありません、

昔から聖人君子のような横綱がいたかというとそんなのはいない。

でもああいう態度を土俵の上ではださないというのは

かえって「強さ」を表現する最たるものではないでしょうか。

強さの奥行きを見る者に感じさせる。まぁ勝手に感じてくれるわけです。

異国から来られて想像を超える努力をされた白鵬関ゆえに

もったいないし、なにより野暮ったい。

 

私たちにそう感じる文化がなくなったか、共有できなくなったのなら仕方有りません。

それはアスリートで勝負師たる白鵬関の責任とは言えないかも知れません。

そこで評価と批判は分かれるでしょう。

ただそのお芝居というか、お約束、呼吸を楽しめないのなら、僭越ですが

相撲という興業はあえて「国技」という値打ちがないのではと小生感じます。

 

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夕焼けポタ

老母に夕食を食べさせ

自分の夕食を済ませたら、ようやくフリーです。

フフフフフ。

日が西に傾いてからの小一時間自転車に跨がりました。

ヒグラシが鳴き出して、田んぼに涼風が渡ります。

いいですね。

 

しばらく続けてみようかな。

 

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