手作り市を冷やかす
今日は漢文塾のために朝から入洛。
いつも通りに京大でお昼をいただきましたが
北隣の知恩寺では手作り市が行われていて
なかなかそそられるものが並んでいました。
古本市はお客さんもノンビリしたものですが
この市は出店も多く、まさに立錐の余地なしです。
そしてお客さんの九割九分までが「オバサン」であり
売る方よりもむしろ買う方のオーラがぱんぱんで
まさに半端ない空間でごさいました。
いつものとおり私はこういう所では何か気圧されてしまい
何も買わずでしたが、よく売れているようでした。
午後は東大路をそのまま上がって
徐々に東にはいって疏水ばたを散歩。
木陰のベンチに座って本を開いていると、もう肌寒いほどでした。
一寸歩きすぎたか、今日は一万五千歩を超えていました。
*叡電です。柵の柱がレールなんですな。
*塾からの景色。正面に愛宕山がみえています。
*撮影機材はフジのファインピクスXP いわゆる防水カメラですが「噂に違わぬ写り」で、オールドレンズを思わせる甘さでしたが、画像処理でなんとかしました……。
でも楽しいカメラです。
アラカンは嵐寛寿郎のこと
天気がいまひとつだと、持病もそれに従って下降気味。
気圧の変化には敏感なようです。
6時に起きて朝の用意とあと始末、掃除などをしているとあっというまに9時半
それから買い物に行き、ちょっと落ち着いて机に向かったら10時半。
2時間ばかり訓読して、かんたんなお昼を作って、片付けていると1時半
2時半に家人と交代して買物がてらの散歩に出て4時前に帰宅
獲物は半額のパン。これを冷凍して、ぼつぼつ食べる。
無職なのでちょっとは節約しないとね。
再度机に向かって6時前まで。もう真っ暗です。
一日が経つのか早いなぁ……。
さて、昨日は59歳の誕生日でした。文字通りの「アラ還」です。
映画のアラカン(嵐寛寿郎)の活躍を知る世代も少なくなってしまって
言葉としては今はもっぱらこっちのほう。
ニッポンの夜明けも遠くなりにけりです。
そんな今どきいわんやどこぞの肝煎かしりませんが
今どき「明治150年」を叫ばれても……ね。
*散歩道にて
転ばぬ先の
引続き好天。静かな日曜日でした。
昨日の山歩きのくたびれは思ったほどでなく
これならばと味をしめています。
朝から訓読と散歩、そして老母の散髪。
90歳になっても、鏡を見るのは好きで
いろいろと注文があります。
男はこうはならない。生きる力の違いを感じますね。
さて、昨日山道を歩いて居て自分の写真を撮ろうとしたのですが
なかなか置く場所に困りました。
木の枝やストラップ、タオルなどを利用してカメラをセットし
セルフタイマーでポーズを取るわけです
こういう細工も楽しいのですが
途中でひっくり返ったり、あらぬ方向を向いたり……。
そこでミニ三脚を注文しました。
小さいながらスリック製なので一応信頼できるかな……。
次回が楽しみです。
*夕方近くの川の土手を散歩しました。これからだんだん冷えてくるらし。
山はじつは麓が面白い
朝から5時間あまり山歩きをしてきました。
500メートルくらいの低山ですが、岩場あり、滝あり、展望ありで
他府県から歩きに来ている方も多いようです。
高校の時から登っていますが、登りすぎで、ちょっと道が荒れ気味かな。
朝の内は雨気が残って湿気で大汗をかきましたか
しばらくすると晴れてきて、絶好の展望が獲られました。
雑木の紅葉もこの数日で見納めかな。
景色を楽しみながら稜線を歩くのは気持ちがよいかもしれません
頂上のいこいもまずまずよし。
でも、結局下ってこなきゃいけません。
麓の雰囲気というのは、大事なもので、
山歩きの楽しみは麓の善し悪しで決まるのではないか
などと思ったりします。
*落葉が美しいですね
*このあたりから晴れてきた。
*巨岩奇岩とたわむれる
*やせる! 大山式
いろいろ楽しい
本日は漢文塾にて入洛。
平日ながら人の出が多いように感じます。
街路樹の色づきもいよいよ佳境にはいったようですが
寺社のモミジはまだもうすこし。
このところの暖かさでちょっと足踏みという所でしょうか。
帰りのバスはもう暗くなっていますが、観光地もよりのバス停からは
外国人観光客がドシドシ乗ってきます。
乗客の半分は外国人というところです。
まだまだ増えていきそうです。
今日は蘇轍の文でした。訓読はたどたどしいもののなんとか進みましたが
意味をきちんと取っていくのは、まだまだ。
マンツーマンで教えてもらい、とてもありがたく、
また、もうしわけないことです。
次週は欧陽脩の文です。
帰宅したら足立巻一『やちまた』上巻が届いていました。
これで両巻がそろいました。
在職中、本居大平の手紙は手にしたことを覚えています。
たぶん春庭のものも手にしたように思いますが確証がありません。
松阪の本居記念館は城跡にあります。
何度も行きましたがもとの魚町にあったらもっとよいだろうと思っていました。
いろんなことが繋がってくるようで不思議です。
明日からこれも時間を取って読み始めます。
楽しみです。
*京都にて